2004年忘年特集〜秋

「最後の一葉」

2003年の秋は・・・
幸せな予感に満ちていたような気がします。
その予感は一年後の秋には結実してるはずだったのです。





2004年の秋はどうだったでしょう?
区切りの秋を迎えようという時期になっても状況は変わらず、辛く苦しい秋になりました。
未来を信じて、私は自分に「責任」を課して過ごしてきました。
「責任」とは自分本位なことではなく、相手を想い、その相手のために負うものでもあります。





今後私はどうすべきなのでしょう?
私は何も行動を起こしていません。
ジッと耐えています。
焦燥感をもって一年を過ごし、今尚辛抱しています。
私は「責任」を十分に果たし終えました。
私はこの状況を変えていかねばならないと感じています。





人生には四季があります。
春を迎えるには長い冬を耐えなければなりません。
しかし私がどんなに耐えても春はやってきませんでした。

紅葉が山を染めて彩った後は落葉し、二度目の長い冬がやってきます。
今の私はかろうじて木にしがみついてる最後の一葉です。
この一葉もほどなく落葉するでしょう。

時間は戻せません。
落葉を止めることは誰にも出来ないのです。
自然の摂理です。
過ぎてしまったこの一年、私にとってどれだけ貴重だったか。

「歳月は人を待たず」

さあ、手遅れになる前に先に進まねば・・・


(文中写真はすべてtuzi撮影による)