ワールドカップ祭り(1)
2010.南アフリカ大会

7月2日(金)

「ワールドカップ日本代表」
6月29日23:00

楽しみにしていたワールドカップ南アフリカ大会。
全試合観るつもりでいたけど、ムリだ・・・
1試合も観てないうちに、イタリア、フランス、イングランドが消えていた。
今大会はヨーロッパチームが振るわず、南米チームが乗りに乗ってるように感じる。
南米チームが爆発したら、もう、誰にも止められそうにないよ・・・
中でも、「オレが主役、MVPはオレのもんだ!」のマラドーナ監督率いる
アルゼンチンが爆発したら最後、手がつけられないだろう。


選手としてボール蹴りたくてウズウズしてるだろうに・・・
このままピッチに入って走り出したらおもしろいのになぁ・・・
そしてメッシからボール奪ってゴール決めちゃったりしてさ・・・

開催国の南アフリカ、韓国が、もうすこし善戦するかと思ったが、その予想は外れた。
ポルトガルも強かったけど、無敵艦隊スペインに負けた・・・
スペインにロナウドのようなスター選手は見当たらない。
スター選手が見当たらない点では、日本代表もそうだった。
1トップの本田がカメルーン戦で点をあげてからマークされ始めたが、
それはやっぱり、チーム力による得点だったと思うから、
アルゼンチンのメッシなどが見せる個人技とはちょっと違うような気がする。
サッカーは11人チームで戦うスポーツ。
今大会の日本チームは闘士もあったし、今までの代表の中で一番よかったと思う。
これまでのヤワな代表チームと違って、チーム一丸となって点を取りにいく強欲さが見られたし、
守備もキーパーは別として完璧だった。
ガンガン前に行って、点を取る強気のサッカー、とことん勝ちにこだわり
「必ず勝つんだ」という闘士、「ヤル気」が、ひとりひとり前面に出ていた。
精神的な強さ、気迫、この点が今までの日本代表には感じられなかった。
なかったわけではないのだろうが、いまひとつ伝わってこなかった。
でも、今回は違った。
前に行くゲームが出来ていたし、特に中澤、松井、テューリオ、大久保はよく働いた!
地味ながら、阿部の働きも見逃せない。
それから、ゴールを狙う、遠藤、本田、岡崎もこれ以上ないくらいよく働いた。
途中から交代した、中村憲剛もようやった。
最後はpkで敗者となってしまったが、あれは負けの分ではない!
pkは運だから
私はそう思う。
充分です。
本当によくやったと思う。
惜しかった本田のシュートが決まっていれば勝てたんだけど、
それが惜しくも外れたってことは、見放されてた、ってことなんだよ。
サッカーの、特にワールドカップではよくあること。
何大会か前の、イタリアのpk勝負。ブラジルのpk勝負。
ロナウジーニョ外して、青ざめて、国に帰れないくらいの恐怖を味わって・・・
そんな、チーム、選手、たくさん見てきた。
今大会だってそうよ。
ポルトガルのロナウドが、これでもかこれでもかと何度ゴールシュート打っても、点が入らない。
あー、見放されてる・・・
観ててそう思う。
だから、日本チームの負けじゃない。
パラグアイより、すこし運がなかっただけ。
あと残された課題はスピードでしょ。
ボールの流れを止めずに、超スピードでボールが回せて、パスで繋いで、
走り負けせずゴールが狙えれば、次期、勝ち目はある・・・
もちろん、個人のレベルが上がれば、パスで繋がず、狭いゴール前にもドリブルでこじ開けて
メッシみたいに、スルリと入り込んでゴール狙えるだろうし・・・そうなれば、世界はちかい!
残念なことに、もうこのメンバーで戦うことはないんだけどさ・・・


22番 チャラく見えて、見かけによらず寡黙で熱い男だった中澤、チーム一番の長身
17番 敗退後のインタビューでも、礼儀正しくJリーグをアピールする、キャプテン長谷部
4番 テューリオにはラモスと同じ匂いを感じるんですけど・・・

さあ、いよいよベスト8の戦いが始まる。
大会前からオシム氏は「どこがスペインを倒すか。焦点はそこだ」と語っていた。
彼の予想通り、無敵艦隊スペインが残っている。
ブラジル、アルゼンチンの南米チーム。スペイン、ドイツ、オランダのヨーロッパ勢。
どこが優勝してもおかしくない。予想不可能な領域に突入した。
ここまで残れば実力は互角、勝敗を決するのは
最後は運!
私としてはワールドカップにふさわしい、華麗でスピードに乗った、鮮やかなプレーを
魅せて欲しいだけだ。期待している!

ところで、オシム氏のピンチヒッターで監督になった岡田氏。
これまで、オシム、トルシエ、外国人監督だった日本。やっぱ、外国人監督じゃピンとこないよね。
私は、監督には岡田氏になって欲しいと、ずっと思っていた。
だから、就任が決まって嬉しかったし、人選に関しても信頼していた。
練習試合かなんか知らないけど、勝てないからって、その采配をマスコミはいろいろ言ってたけど、
そんなことは関係ない。私の耳には入らない。言いたい者には言わせておけばいい。
ワールドカップ本番で勝てばいいんだから。
それに、岡田監督はいい顔になったねー。
ルックスはオランダの監督も渋いけど、岡田監督の凛々しさには敵わない!
4年後もまだ50代、岡田監督が指揮を執ってくれることを望む!





7月3日(土)

準々決勝
「オランダ×ブラジル」
7月2日23:00

1994年アメリカ大会準々決勝3対2ブラジル
1998年フランス大会準決勝pk戦制してブラジル
ブラジルの‘かかってこいやー’風、上から目線で始まった感のある試合開始。

前半はブラジルペース
前半7分、ブラジルゴール! 残念ー、これはオフサイドだった・・・
10分、縦パス5番→11番ロビーニョ、いとも簡単にゴール!
今度は文句なし、先制点ブラジル。
なんだよ?オランダ、カットなしすか。止めろよ、てか止めるだろ普通。
ファール覚悟で飛び込んでいくだろ、ふつう。なんで誰も止めないんだ?
おっ!オランダ目覚めたか?7番ゴール狙ったー!・・・けど外れた。
16分、オランダー!細かいパスはいいんだよっ!(怒)
直接ゴール狙えよ!あー、高いからー(怒)
21分、ロッペン、チャーンス!蹴れー!!


24分、ブラジルシュートー!高いー!!
29分、オランダ、そこでシュートーっ!シュートだよー!
おらっおらっ、おっそい!
30分、ブラジル、カカシュートー!!
おおっ!これはオランダナイスセーブ。
45分、オランダ ロッペン、ほらぁ、打て打てーっ!
あー・・・打てないうちにボール取られてるし。
どっちもどっちだけど、ブラジル先制して、ゲームもリードしてる気がする。
なんといっても、オランダはシュートがおっそいよ!どうしてミドルシュート出さないかなぁ。
ゴール近くに行こうとし過ぎだって(怒)とにかく、射程距離に入ったらさ、打てばいいんだよ!

後半8分、スナイデルのコーナーキックからの直接ゴール!
オウンゴール?
ま、直接ゴールに見えるけど、とにかくゴールはゴール。
オランダ1点、同点になった。
20分、オランダ、カカに絶妙バス出してしまった・・・でも、カカがこれを外して・・・
23分、またまたスナイデル、おでこで入れたー!
オランダ逆転!
このゲームの‘選ばれし者’はスナイデルか?

得点王候補でもある26歳

28分、焦って熱くなってるブラジル、ロッペンをスパイクで踏んづけた!
それ審判に見られててレッドカード退場・・・審判もよく見てたもんだね。
ブラジル10人になったのはイタイ・・・
ブラジル1点を追う側になって、思わぬ展開にイライラしてるし。自滅か・・・
32分、ブラジルのフリーキック直後、ボール持ったオランダ。サイドから走ってゴール楽勝じゃん?
なんで?なんで、そこで短いパスしなきゃなんないの?わっかんないなー!(怒)
ブラジルのイライラはさらに募る・・・
34分、オランダのフリーキック。
直接ゴール狙えよ!
あー、もったいない・・・(イライラ)
35分、ブラジル、時間がなくなってきて、コーナーキック3連発も焦ってる感じ。
完全にパニくってるブラジル、・・・
それにしてもオランダ、ドリブルおっそいわー。
カカぁー!シュートーっ!
あー、外れたー・・・こりゃ、完全に焦ってるね。
42分、オランダ7番、手前サイド走って抜け出した。
即行で打てるだろ? まただよ・・・おっそいからー!(怒)
43分、ブラジルフリーキックぅ?
チャーンス!
はぁ、壁だよ・・・
44分、残りあと1分。
それにしても、このゲームに関しては、勝ってるオランダもそれほど上手くはないよね。
ま、ドリブルで運ぶんじゃなくて、パスで繋いでいくのがオランダのスタイルだから、
ブラジルが相手で上手くゴールまで機能してないのかもしれないけど、
それにしても、全部がおっそいよなあ・・・
何度も飛び出たチャンスはあったのに、もたもたしてさ!
なかなかシュートしないんだよねー(怒)
そうこうするうち、ディフェンスにあって・・・

ロスタイム3分。
ブラジルはもう、あたふたしちゃって、バラバラだよ。
オランダー!
まただよ!
オフサイドもないのに、なに、もたもたしてんだよ!(怒)

ピー、試合終了。
あーあ、ブラジル自滅したー。
・・・ドゥンガ、帰った。

後半、ゲームはかなり盛り上がったけど、とにかくカカがほとんど絡めなかったでしょ?
いいとこないまま終わっちゃった。
カカのシュートが決まっていれば、結果は違っていたかもしれない。
そんなブラジルがシュート決められなかったからオランダは勝利したようなものの
内容はずっともたもたしてた。
今日、ツキがあったスナイデルのおかげで勝利できたってことですかね?
なんたって、
ワールドカップでは、ツキも実力のうちですから!


いぶし銀の技ありハンドプレーが光る、ルイス・ファビアーノ(ブラジル)



7月4日(日)

準々決勝
「ウルグアイ×ガーナ」
7月3日3:30

南米チームがベスト8、4試合全カードに入っている。
ブラジルがオランダに敗れて、今試合ウルグアイが、アフリカ最後の砦ガーナと対戦。
ガーナは勝ってアフリカ初のベスト4を狙う!

前半、スアレスのセットプレーも決まらず、ガーナも打ちに行くが外れる・・・
前半終了間際には、ガーナのオーバーヘッドキックも飛び出すが、
惜しくも外れる・・・
前半ロスタイムの47分、ガーナ、ムンタリのロングシュートが決まり1対0

後半10分、ウルグアイのフリーキック。フォルラン決めて同点。
その後も点数動かず延長戦へ。
ガーナは決勝戦1回戦のアメリカ戦でも延長戦となっていた。
苦戦がつづいているが、運動量が落ちることはない・・・

試合の山場がやってきたのは延長戦ロスタイム。
終了間際、ゴール間際のガーナ必死の猛攻撃!
ウルグアイのキーパーどこ行った??
スアレスともうひとりでゴール前に立ちはだかる。
矢継ぎ早のシュートに必死でゴールさせまいと守るふたり。
スアレス思わず手が出た!
もちろん、レッドカード即退場。
でも、これはさ、正解だよね。
ハンド使ってでも止めるのは無理からぬことじゃない?
だって、止めなきゃ負けるんだもん。
反則だろうが退場だろうが、ここはなんとしても防がにゃならんでしょ。
このハンドは議論の的になってるようだが、ウルグアイ指揮官の言うように
「あれは衝動的なもの、試合の中の出来事にすぎない」が本当だと私も思う。
だって、延長後半ロスタイムだからね!入ったら終わりだからね。
あの状況では、とっさに手がでちゃうでしょ。本能みたいなもん。
pk献上はイタイけどもさ・・・

そして、ガーナ、ペナルティキックにギャン。
入れれば勝利。てか、入るでしょ。これは勝利を決めるpkだよ。
アフリカ初の4強入りと、ギャンのアフリカ最多の5得点もかかっている。
カメルーンの英雄になれるキック。
えーっ、バー?!
うそぉ・・・まさかの失敗・・・
まさか・・・
頭を抱えるギャン。
バーに感謝を捧げるキーパー。
まあ、こんなシーン、珍しくはないけど、まさかここででるとは・・・


勝敗つかずpk戦へ。
こうなったらもう、分かんないね。
3本目、ガーナ入れられず、4本目双方点なし、
5本目ウルグアイが入れれば、その時点で勝ち。
その5本目。
打つが早いか、キーパーが飛ぶのが早いか、とにかくキーパー寝転がった
反対側にウルグアイシュート決まった!
なぜに、蹴る前にキーパー飛んじゃうかな、蹴るの見てから対処したらいいのに。
そう思うのはド素人だけ?
あーあ、ガーナ負けちゃった・・・

試合後ギャンは「これがサッカーだ」とつぶやいた。
そうだ!
確かにこれがサッカーってもんだ!
さすがにサッカーを分かってるじゃない。
勝ってウルグアイは40年ぶりのベスト4進出を決めた。
この、劇的なウルグアイ、ガーナ戦は、永く後世に残る試合になることだろう。



7月5日(月)

準々決勝
「アルゼンチン×ドイツ」
7月3日23:00

この試合は、どっちが勝つか、まったく見当がつきません。
4年前はドイツがアルゼンチンに勝ってますが・・・
ワクワクしちゃいますねぇ・・・もう前々から楽しみにしてたゲームなんです♪
だから、頼むよ!
誰も私に結果を教えないでくれ・・・録画してます)

翌朝、再放送があったのはパラグアイ×スペイン戦が先でした。
なので、楽しみは後にとっておいて・・・と、先にパラグアイ×スペイン戦をみてたんですよ。
これは、スペインでしょ、、と静かにテレビ観戦してるところへ!
父が予告もなしに「ドイツ勝ったな」と!
ヒャー!
聞いちゃったよ・・・(泣)
なんで?
いま、パラグアイ×スペイン戦をみてるのに、
なんで?
アルゼンチン×ドイツの話しが飛び出してくんだよ!?
思ってもないところから弾丸シュート打たれた気分です・・・
前回は、叔母に予告なしに決勝戦の勝敗詳しく聞かされてるだけに、
今回は、新聞も見ないようにして、ニュースも聞かないようにして、万全の体制でいたのに・・・(泣)
仕方ない、勝敗は聞いてしまったものの、それ以上の内容は阻止せねば!
ウルグアイのハンドに匹敵するくらいの勢いで、そこは阻止したったで!

そんなわけで、好カードアルゼンチン×ドイツの観戦模様から。
「ドイツが勝った」までは知ってしまったわけですが、決勝戦のようなカードで、
そう大差はつかなかっただろうと思われ・・・

さあ、いよいよ始まるよー。
国歌斉唱。
あら?
クローゼもエジルもおっきくないんだね・・・
あら?
ドイツの監督、カッコいいじゃん!若いし・・・

前半3分、ドイツ、コーナーキックから・・・ミュラーのあたま。あたま?
かすった、かな?
は?
入っちゃった!
もしや、これでおしまい?
8分、アルゼンチン、走って走って、パース!ゲー、出せないか・・・
なんだよアルゼンチン、早くも動揺しちゃった?
守備一方じゃん!
14分、中に入ったイグアインにパスしたらすぐ、シュートだったけどなぁ!
やっぱ、ドイツ押せ押せだね・・・
19分、アルゼンチンボールもつかのま、またドイツボールになちゃった。
これじゃ、個人技のメッシも出番ないじゃん。
20分、アルゼンチンシュートーっ!だけど、タイミングおそいっ!(怒)
21分、アルゼンチン、ボール渡して行けよっ、パスだよ!パスだって!
あー、ちょい合わない・・・
23分、おおっ、ドイツいいよぉ。
アルゼンチンの目をかいくぐってパス回ってるよぉ。
クローゼにパス!シュートーーー!あー、高いー
だからさぁ、今のはクローゼにパス出さないでも、ゴール狙えたんじゃないのぉ?
28分、アルゼンチン、エインセ、シュートーっ!
てか、そりゃ遠すぎるよ・・・


30分、フリーキック、メッシ。ここは直接でしょ!
なんだ!狙っても入れられないじゃん!(怒)
ここで決めなきゃダメじゃん!(怒)
あ!ディカプリオ、、、ディカプリオ?・・・やっぱ、ディカプリオだ。。。
32分、チャーンス!ドイツ監督が叫んでます!
青のシャツがオシャレ・・・シャツだけ石田純一ってか?
細いし・・・(←マラドーナと見比べて)
34分、イグアイン、シュートー!!
止めらったー、これは惜しい・・・っ(泣)
36分、ハンド?!
その前にメッシだってハンドじゃん!
フリーキック、メッシ。今度は真正面だもの、決めるでしょ・・・
は!・・・壁かぁ。ツイてないねえ、メッシ・・・
入ったよ!
え?
オフサイド?
あれが??
あれが、オフサイド?
アルゼンチン、どうしちゃったの・・・審判もアルゼンチンにキビシイ気がするんだけど。
あれが、オフサイドでなかったら、また流れが変わっていただろうに。。。
38分、きたーっ!ポドルスキー!
怖いよぉ・・・ドイツはだれが打ってくるか分かんないねぇ・・・
39分、アルゼンチン、コーナーキック。
チャンスだよぉ!
キーパー止めて、あー。また、コーナーキック、メッシ!
(アナウンサー)クローゼ戻りながら守備!
(解説)気が利いてますねー!
アルゼンチンの猛攻に堅い守りドイツ。そして攻める!ミュラーだーっ!
あっ、あの女優だ・・・
まただよ、ドイツシュート!
アルゼンチンも熱くなってきちゃったね。てか、血圧上がってるって。

ロスタイム、メッシ!
あー、シュートへたすぎですから!
何本打ってんだよ(怒)全然入んないじゃんよっ!(怒)

後半、まずはアルゼンチンボールもって、、、
でも、打てないねー。打てないようにドイツが立ちはだかってくるもんね。
2分、20番蹴れー!!・・・蹴らないのか?
打ったー!!キーパー飛んだー!・・・あーあ、また入らない。
8分、テベスー!!
あーっ、ドイツ顔で防いだー。
11分、アルゼンチン、オフサイド。
14分、ドイツ、行ったー、打て!打て!打てない・・・
アルゼンチン、メッシ行ったー!ふ〜、メッシのドリブルもとられた・・・
17分、テベス狙ったー!キーパー正面!
イグアイン打ったー!キーパー止めたー!
18分、ボール戻ってきた、、、メッシフリー!ボール持った!
打った!はじかれたー。
こぼれてイグアイン!はじかれたー。


何回シュートだしてっかな・・・
アルゼンチン全力で行ってるけど、ことごとくキーパーに止められるし。
・・・なかなか手ごわいねぇ。ドイツ、カーンの伝統か。。。
23分、ミュラー転びながらパス!キーパー飛びだしてきたー!
あーあ、クローゼ、チョンで入れちゃった!いただきー。
決まるときって、あっというまだね。ドイツ2点目。クローゼは歴代3位に並んだ。
あれ?
アルゼンチン疲れた?顔面ユニホーム色なんですけど。
(解説)ほんとにテベスはよく動いてるよ。
ホントね。でもこれから2点は大きいよね。
29分、ドイツ、コーナーキック。
シュバインシュタイガーからパス。フリードリッヒのキーック!
はっ!!
入った・・・
また入っちゃった・・・
メルケル首相立ち上がってるし!
これで3点目ー。
アルゼンチンから3点、3点もぉ?
もう、こうなったらアルゼンチン勝つために、やけっぱちシュートだね。乱射だよ・・・
でもキビシイよね、3点って・・・
アルゼンチンサポーターもドヨ〜ンとしてるし。
残りあと10分。
(解説)アルゼンチン、足も止まりましたね。頭の中も止まりましたかね。
そうね・・・うまいこと言うね。
攻めても攻めても、点がとれないのは、ドイツが強いからなのだろうけど。
残りあと5分。
(アナウンサー)疲れを知らないテベス!
でもさ、いくらテベスでも、5分で3点はムリでしょ。
44分、はあ??
4点目ー?
エジルからのパス、クローゼ決めたー!
えーっ??
アルゼンチンから4点かよ!?
しかも44分で追加点て・・・
でた!クローゼの宙返り。監督の笑顔爽やかー♪

ロスタイムたった1分。
1分で4点は、ムリ、ムリ、もうムリ。
メッシ、真正面!
入んねぇ。

ピー!
終わった・・・

ドイツが勝ったのは分かってたけど、まさか、こんなに差がついたとは・・・ドイツ、凄い。4点も。
終わってみれば4対0の大差。ボロ負けじゃん!これは予想外だったね・・・
いい試合になるだろうとは思ってたけど、もっと接戦になると思ってたからね。
これでクローゼは歴代2位に並んで、得点王のロナウド(ブラジル)にあと1点。
この試合で、ドイツはアルゼンチンを叩きのめした、って感じ。
4年前もアルゼンチンはドイツに勝てなかったけど、今回も勝てなかった。
メッシも今大会だけで、30シュート打ってるらしいけど、結局1点も入れられないまま終わった。

ドイツは試合終了後のインタビューに「私たちは準備してきたからね」と、答えていた。
相手チームを十分に研究し、備えてきたということ。
そっかぁ。
運に頼らず、運を引き寄せる準備を怠らなかった勝利。それが、ドイツの強さだったのですね。
恐れ入りました・・・

決勝一回戦でのイングランド。完全にゴールしてるのに、認められなかった。
ドイツ、ミュラーが決めて、またミュラーが決めた!
でも、あのゴールが認められていれば、イングランドは2対2の同点だった。
「認められてれば、結果は違っていただろう」とカペッロ監督は悔しそうに語った・・・
これもサッカー、イングランドは不運だったというしかない。
でも、だからといってドイツは運がよかったのか?
いや、そうじゃない。
「幸運を引き寄せる準備」が他のチームより勝っていたのだ。
あのインタビューを聞いて、そう思った。ドイツの強さの秘訣は入念な準備にあった!



7月6日(火)

準々決勝
「パラグアイ×スペイン」
7月4日3:30

いよいよ、ベスト4をかけた最後のカード。
日本とのpk戦を制し、男同士の熱い抱擁が印象的だったパラグアイ。
対して、大会前から優勝の呼び声高い、無敵艦隊スペイン。
パラグアイを応援したいところだが、私の予想は無敵艦隊スペイン、てとこです・・・

前半42分、パラグアイ、ロングシュートからバルデス、シュート!
バスッ!
うっわ、重たいシュートだね・・・
入った!
えー?!
オフサイド?
すっげー、重量感たっぷりのシュートをお見舞いしたもんだね!

後半12分、パラグアイ、倒されてイエローカード。
フリーキックのチャンス!
蹴るのはカルロス。
ドスッ!
キーパー、カシージャス止めたーっ!
キーパーすっげー・・・
13分、スペインすぐに反撃。ビジャ、行ったー!倒れたー!
今度はスペインがフリーキックのチャンス!
蹴るのはサビアロンソ。
真剣なまなざし。静かに集中する・・・
ゴールー!入れたーっ!
と、
ピピピーッ!
は?今度は何事?
やり直し、ってか?
ああ、スペインのフェイント。ガマンしきれなくて飛び出した、ってわけね。
再び蹴るのはサビアロンソ。
今度はどうか・・・?
キーパー止めたー!
うっわ、ありんこみたいに来たっ!来たっ!
どやどやになって、こぼれて、こぼれて、むらがってグジャグジャになったー。
誰か蹴った!
蹴ったけど、入んねー!
21分、パラグアイ、ペナルティキックのチャンス、、、入らず。
24分、うまく中に入って、やっと入って、打ったー!外れたー!
25分、同じ形、ファール!
27分、パラグアイ、チャンース!でも、すぐにスペイン押し戻す。
28分、スペインのコーナーキック。パラグアイ危ない!守る、守る・・・
またコーナーキック、スペイン。
ビジャ打ったー!あーーー。
すぐ、パラグアイ行ったー!んーーー。
32分、パラグアイ。シュートー!
あっ!
・・・よかったんだけど、イマイチ中途半端・・・
38分、スペイン、中からドリブルで出てきて、パスうまい!
ワンタッチでパスして、蹴った!
バスンッ!
打ったーっ!ポールだーっ!
はね返ったボールがビジャのところに転がって、てか、転がったところにビジャがいて、蹴った!
また打ったーっ!また、ポールだーっ!
そして、はね返って反対のボールにもカンッ!、当たって・・・
入った!
入っちゃったよ・・・!
ゴールネットにいたパラグアイ14番!
ポールに当たって飛んでるボールを右に左に眺めてただけ!
ボーッ、と立ってんじゃねえよ!(怒)
体で止めろよ!(怒)
そんなこと言っても、一瞬の出来事だもんね・・・
カンッ×3、まぐれのゴール・・・もう、後半38分、この1点で決まりなのかぁ?
いやいや、1点くらいなら、まだまだ!ロスタイムもあるし。
って、言ってる間もなく、
39分、スペインまた来たぁー!
43分、パラグアイ9番来たぁー!蹴ったぁー!
あーーー、キーパー足で防いだー。あれが入らないのかよ・・・クッ。
うっわ、今度はスペインがー!
キーパー止めたーっ!
時間がないよぉー。
ロスタイム、スペイン15番、顔蹴られたし!・・・血でてるし!
ピーッ。
試合終了。

結局、スペインはこの1点を守って勝利。


ビジャ、恐るべし・・・

それにしても、めまぐるしい転回だった。
ゲーム運びも、ボールも速すぎて、ついていけないよ・・・目が回った。
パラグアイも強かったよ。シュートボールには重みがあったしね。よくやったよ。
どっちが勝っても、優勝に値する試合だったと思う。
キーパーの止め合いは見ごたえあったしね!
双方、打った打った・・・激しく打ち合ったけど入らず。。。
そこを、なんとかスペインが1点もぎ取ったかたち。

再びパラグアイ男同士の熱い抱擁は見ることができなかった。
これで、南米で残ったのはウルグアイだけ。
一方、歓喜に沸く選手達とは対照的に、なぜか喜ばないスペインのデルボスケ監督。
無敵艦隊の司令官は、勝っても気を抜かない。点が入っても喜ばない。
油断大敵、もう、次の試合を見据えている。喜びは優勝してから、ということらしい。
スペインは60年ぶりのベスト4進出。これまで決勝に進んだことは一度もない。
今年のスペインは特別なチームだ。
コンスタントに点を入れてるビジャがいて、チーム全体も優勝に向けて士気が高まってきている。
このままの勢いなら優勝も十分ありうる。監督が優勝を意識するのも当然だ。
問題は準決勝よ・・・
相手はドイツ。エジル対ビジャ。運が強いのはどっち?対決!
綿密な準備に裏付けられた実力が引き寄せる運が強いのか?
はたまた、ボールに好かれて、行くところにボールが転がってくる偶然の運が勝つか?
・・・って、勝敗は運だけなのかよ??